ウェルデンツ用軟性素材の新素材、ラクシデントについて

2015年06月17日 09:35

顎が浅く吸い付きが悪い人や、骨が切り立った痩せ尾根タイプの顎の骨で

   痛みが出やすい方に朗報

 

 昨年9月より。ラクシデントという製品名で追加された新素材です。

ウェルデンツ義歯用の柔らかいクッション材です。痛みや吸い付きの改善、装着感の向上が期待できます。

 あらかじめ発注段階で材料を指定する必要があります。原則として後からの技工処理は当院では受け付け

ておりません。

 

 

        これは補修用のラクシデント素材です

 

 

 

 

 

手にしますとこんな感じなのですが、力を加えるとぐにゃっとします。

                        これをウェルデンツに貼り付けるわけです。

                       

この素材の良いところは下記の通りです。

 

1、   装着後、診療室で部分的に追加修理ができる。

     通常シリコン系の素材ですと診療室で後から追加処置ができませんが、この素材は診療室で追加ができるために

     不具合が生じた際に義歯をお預かりせずに診療室内で追加修理調整が行えるため、患者負担が少ないと言えます。

2、   熱可塑性なので不具合が生じた際には、自分で義歯を熱湯につけて義歯を装着し直すことで、ある程度の不具合に対応できる。

 

3。   下顎で骨がなくなり細い尾根状になった時に、このシートを貼ることにより痛みの軽減に役立てることができる。

 

この素材の弱いところ

 
1、  やや強度に欠ける材料なので、扱いが乱暴だと端から剥がれてくることがある。